ゴールデングローブ大会結果
(12オンスグローブ、2分3ラウンド、ポイントは参考判定の結果)
12月5日(土)
F 山下大輔(1) ×RSC3R○ 早川(ワイルドビート)
F 辻丸優矢(1) ×RSC3R○ 矢田(ラッキースター)
B 宮本健志(1) ○ポイント× 寺田(ロマンサ)
Fe 羽賀一真(1) ×RSC3R○ 今藤(帝塚山大学)
Fe 岡本康佑(2) ○RSC1R× 安河内(エスペランサ)
L 山田祥大(2) ○RSC2R× 小森(ロマンサ)
Lw 仲摩堅一(1) ×失格1R○ 生野(ラッキースター)
W 安枝康寛(1) ×RSC1R○ 河内(サンライズ)
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12月6日(日)
B 宮本健志(1) ○ポイント× 野辺(西宮香風)
Fe 岡本康佑(2) ×ポイント○ 松本(ABC)
Lw 鍋島浩太郎(2) ○RSC1R× 久野(マウントオリーブ)
M 田尻健太(1) ×RSC1R○ 毛利(KSジム)
兵庫県連盟の皆様、お世話になりました。
参加各選手はお疲れ様でした。
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昔々、この大会にカントクが出場していた頃からみても
今年のゴールデングローブは最低の結果だと記憶している。
そしてジムの選手は過去最高の戦績を残したと思う。
理由は明白、大学の選手であれ、ジムの選手であれ、
最初はボクシングの勝者に憧れてその扉を叩いたはずだ。
過去は、大学の選手のほうが強かった。
きちんとした時間管理がしやすく、合同練習でみんながそこそこの
力を付けやすかった為と思う。
だが、今はジムの選手のほうが強い。
理由は明白、彼らは日中仕事をしているものも多いが、
あくまで自分が強くなる為に、切磋琢磨し続けている選手が出ている。
それに比べ、うちの選手で自信を持って「○週間毎日走っていました」や
「××という練習だけは反復してきました」と言いきれる選手が
今回出場の選手の中で何人いようか。
はたまた、上級生がそういう選手に目をかけて教えてやったといえるのは
何人、「責任を持って□名教えました」といえるだろうか。
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今回の散々たる結果の最たる理由は2つ。
①連打が打てない、②ガードが低い、以上。
こういう練習は、どこのボクシングジムでも、どこの大学でも
一番最初に教えていることだと思うが、どうやらうちだけしていないことに
上級生の誰も気がついていなかった模様。
つまり物を考えたり、危険を察知する為に本来動物なら持っているはずの
脳という機関が存在していない模様。
ま、カントクも主将は前から「怖いのが当たり前だからガードをするしないは
自己の責任の範疇」と言っていた。
だが、監督も主将もずっと一人の選手を見続けることが出来ない。
すまん。目は二つしかない。それが二人しかいなくてすいません。
部員の為に、目を50個つけて生まれてこなくて、すいません。
ま、そう生まれてこなかったことはすまないと思うが、
でもどこの大学でもジムでも、そんなに目を持っている指導者を見たことがない。
じゃあ、誰がその代わりをしているのか。
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その一つは上級生であろう。
攻撃へ意識が行き過ぎている選手にガードのことを注意するのは上級生、
或いはジムであれば先輩のはずだ。
つまり先輩の目が節穴であったということだろう。
もう一つは選手の自分自身の目、である。
どんな練習であれ、自分の目で相手や物を見て、やっているはずである。
サンドバッグやミットを叩くにしても、シャドーにしても
本来は自分の視野の中に必ずガードとなるべき、左右どちらかの手が
入っていなければならない。
それが視野に入っていない人間が、どうして高速で迫ってくる
相手の攻撃を視野の中で捉え、反応することが出来るのだろう。
そういうことを上級生が教えてくれなかったとしたら、
そんな上級生に指導を任せていたワタクシの責任だ。
一回生すまん。
だが、そのことに早くに気がついてよかった。
これから自主練習期間に入る。そのことを頭の隅において
練習してホシイ。
by かんとく