2000年入学の冨士君が亡くなりました。
お通夜、告別式は以下になります。
各位は関係OBへは連絡をお願いいたします。
お通夜 11月30日(火)18時~
告別式 12月1日(水)12時~
場所 セレマ伏見シティーホール京都市伏見区下鳥場六反長町127
最寄り駅
近鉄桃山御陵駅 タクシー5分、徒歩20分
京阪伏見桃山駅 タクシー5分、徒歩20分
電話番号 075-604-5544
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監督としては、頭の中がぐちゃぐちゃで書くべきことが思い浮かびません。
私の4回生のときの1回生で、大学からボクシングをはじめた男でした。
近畿リーグで3位をとり、ボクシングマガジンで古豪復活かとの記述のあった
中谷君の代の選手でした。
大学からはじめたにもかかわらず、非常に負けず嫌いで向上心の高い男でした。
だからこそ、私の1個上である、佐々木先輩にも目のとまる選手でした。
才能とかではなく、彼のボクシングに対する姿勢、情熱のために、
佐々木先輩はわざわざ休みをとり、関東から帰省し、
彼に教えに来ていました。
私も佐々木先輩ほどではないにしても、彼に教えたときの記憶があります。
私が技術を教えているときに、なかなか形にできない時に
「クソッ」と自分自身を叱咤している彼独特の
低いながらもちょっとかすれた声が忘れられません。
できなくてもできるようになろうという冨士君の姿勢は
私には結局大学の最後まで身につかなかった能力でした。
本来ならば、彼のその能力はボクシングを終えた後、
社会人として、社会により大きな良い影響を与えられたものだったと思います。
そのあたりの、あの時、という記憶は当時の関係者の中に
今でも深く残っています。
冨士、俺は今言う言葉が見つからない。ごめん。
by かんとく